子どもの社会的自立のために奉仕できる職員
  児童養護施設は、子どもたちの生活の場です。家庭に代わって落ち着いた雰囲気の中で生活を送れるよう心を配っています。さらに、子どもたちの幸せと心豊かで健やかな成長を願い自立を支援しています。ここで言う「自立」とは、経済的自立、生活技術の自立、そして人間関係の自立を指しています。
この自立支援を推進していくためには、職員一人ひとりが子どもの自立についての共通理解を持ち、職員相互の円滑なコミュニケーションを心がけ、統一した支援をすることが必要です。その中で、職員が「奉仕の心」を持って支援することにより、子どもに「思いやり」や「やさしさ」、そして「感謝の心」が育まれるものと思います。
 社会的自立を果たした子どもたちが、あらゆる生活場面の中で「思いやり」や「やさしさ」、そして「感謝の心」を発揮し、社会の中で善良なる市民として生活できる日が来ることを願っています。
このような施設の共通目標を十分に認識すると共に、職場における「相互理解・協調」のもと、仕事のやりがいを見出し、みんなのやる気を引き出す。そして、責任感と緊張感を持って、より高い「専門性」を発揮できる職員を求めています。


自らの目標達成のたみにチャレンジする職員

  現在、社会は複雑化・多様化しており、社会福祉を取り巻く環境も大きく変化し、福祉サービスも多様なニーズに合わせ、柔軟に対応していく必要があります。
 内原和敬寮においても、将来の施設整備に併せて、地域福祉の要である「児童家庭支援センター」付置の可能性を模索しており、その担うべき役割はますます増大してくるものと考えています。
そのような中で求められる職員像は、「自らの目標達成のためにチャレンジする職員」、つまり、時代の動きや地域の福祉ニーズを的確に捉え、地域や職場における様々な課題を自ら発見し、解決に向けて主体的に行動することのできる人材です。
また、その行動の中から、今後のキャリアを自ら考え、自己実現のための将来目標を明確にし、チャレンジ精神を発揮して、その目標達成のために積極的に取り組む人材でもあります。広く社会福祉の将来を見据えた向上心のある職員を求めています。

子どもの気持ちに共感し、信頼される職員
 内原和敬寮では、職員一人ひとりが「子どもの人権を守る」という権利擁護の意識を常に持ちながら、対人援助サービスの基本であるS(笑顔)・G(挨拶)・N(名前)・T(感謝)を実践する中で、子どもとの信頼関係を築き、子どもが自らを大切でかけがえのない存在だと感じられるような、豊かな「感性」を育てることを基本目標としています。
そこで、子どもの感性を育んでいくためには、子どもの心を豊かにしていくための日々の関わりが必要です。その前提として、職員自身の感性を磨いておくことは言うまでもなく、子どもたちの心に敏感に反応できるようでなければなりません。
 生活のあらゆる場面での出来事を、子どもと共有し、共感し、その中から子どもが自ら判断をして個性を発揮していけるための支援ができる職員を求めています。このような「子どもとともに取り組む」姿勢を通じて「子どもとのゆるぎない信頼関係」が築かれていくのです。